イームズの椅子の修理

イームズプライウッドダイニングチェアの修理をしました。
背板を固定するゴムで覆われた器具の外れを直す修理です。
器具はボンドで接着されていますが、強度が弱まって外れた様です。
何度も補修された様で、ボンドが厚く層になっていたのでベルトサンダーで剥がします。

ただのゴムかと思っていたのですが、ベースは金属でゴムで覆われています。
金属にゴムをまとわせて、背板の柔らかい動きを作り出しているんですね。
まだ少しボンドが残っています。
もう少し削ります。

鉄が経年で多少変形している様で、全て取りきると薄くなってしまう恐れがあるのでこの程度にしておきます。
ヘアーライン加工みたいで綺麗ですね。

この部分は左右2点、直径45ミリ程の丸い器具を接着のみで支えている訳なので、かなり強力な接着剤で固定する必要があります。鉄の部分はサンダーで荒らしているので接着剤の食いつきは良いはずです。背板の木の部分もこびりついたボンドを紙ヤスリで剥がして、食いつきよくなる様に荒らします。

そこに強力なエポキシ系のボンドを入れて接着します。

接着点が少し深いのでフトコロのあるクランプで圧着します。
ボンドが固まるまでしばらく待ちます。2時間くらいで概ね固まります。

取り合えず完成です。

別の部分も痛んでくる可能性はありますが、もうしばらく使って頂けると思います。

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